さくらさくら うたかたに
さぁさ、咲き誇れ 華暦
色づきはじめてる 想いは小夜時雨
宵に紛れながら 嗚呼、恋は陽炎のように
紅・藍 踊り出す 枯れない現へと
貴方に染まりゆく
はんなりはんなり はんなり麗らかに
花の野に咲く うたかたの花宿り
薄氷(うすらい)の先、言の葉…
はらりはらりはらり、夢桜
今宵映し出す此華霞(このはなかすみ)
薄紅色の世界をほどいてく…
ふたり影覗かせ水鏡
波紋揺らぎ揺らぎ消さないで
儚き日々をひとつずつ灯した
貴方と交わる 華暦
無明の天仰ぎ 見つけた綺羅星よ
そっとそっと口付けて
ゆっくりゆっくり ゆっくり繋がった
花の野に咲く うたかたの花遊び
口遊ぶ儚き夢幻 (ゆめ)
ゆらりゆらりゆらり、宵桜
想い伝い舞い散る花吹雪
溶け合いましょう
貴方と艶やかに
透明な空に今、咲き乱る
染めて染められて
いさ、永久(とこしえ)に
早鐘を打つ心を示してく
秘めた恋雫 華暦
伸ばした手を翳す月夜
輪郭をなぞる
空虚の心に
咲き乱れてく華
嗚呼、桜花の如く…
はらりはらりはらり、夢桜
今宵映し出す此華霞(このはなかすみ)
薄紅色の世界をほどいてく…
ふたり影覗かせ水鏡
波紋揺らぎ揺らぎ消さないで
儚き日々をひとつずつ灯した
貴方と交わる 華暦
そっと記す 華暦
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